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個人再生の無料相談を弁護士にする前に

債務の種類と総額

まず、個人再生の再生計画案を出すに当たり、さまざまな自分の状況をしっかりとさらけ出し、すべてを正直に話さなければなりません。その中でも一番メインになるのが債務の種類と総額についてです。まずは、自分が今抱えている借金が総額でどのくらいあるかということを整理していかなければなりません。

 

ここでいう借金というのは、住宅や車両などの大きな買い物のローンもすべて含む金額のことを言います。ただし、個人的なお金の貸し借りは別です。今、自分がいくら返済しなければいけないかということを考えなければいけないのです。

 

たとえば、その借金の種類や内容、金額や始めた時期によっては、グレーゾーン金利による過払い金が発生している場合もあります。この場合、個人再生にならずとも任意整理だけでどうにかなってしまう場合もあるのです。これは、金融業者からお金を借りすぎたことが原因になっているような場合に有効だと考えられます。

 

次に、住宅や車両のローンについて見ていきましょう。住宅ローンや自動車のローンはさまざまな種類があり、金融公庫、銀行などが挙げられます。そのお金の工面した場所や額面、金利などをチェックしていく必要があります。

 

これらがすべて把握できたところで司法書士がお金の計算をはじめ、実際に個人再生の申請をしていくうえで必要なこと、または申請の可否を検討してくれるのです。

 

まずは、自分がどこでいくら借りているのかが分からなければ話になりません。自分の借りたところが不明だというだらしないことにならないよう、相談に行く際には自分の借金をまとめておくといいでしょう。