個人再生の無料相談をする前に読むブログ

個人再生の無料相談を弁護士にする前に

裁判所に申請する手続きのひとつ

個人再生に関わらず、さまざまな借金整理を行う場合には、裁判所の許可を得なければならないものがあります。

当然ですが、個人が勝手に自分で背負った借金を減らすことはできません。

 

どうしても返済に苦しくなり、何とかしてほしいと申請を出す場合は、司法書士や弁護士に相談をして、法的に認可してもらわなければならないのです。

 

裁判所といっても、決して刑事的な訴訟ではなく、民事的な裁判に近くなります。

犯罪行為ではありませんが、それなりに自分のトラブルを解決してもらうというイメージで考えてみるとわかりやすいでしょうか。自分の借金が苦しいので、法的に手続きを踏んで、前向きに進んでいいきますという思いを支えるものでもあるのです。

 

とはいっても、個人再生にかかる道のりは厳しく、そうそう簡単に認めてもらえるわけではありません。裁判所だって、それなりに返済をする力がある人でないと、個人再生できるとは判断できませんし、計画がいい加減であれば、頓挫する可能性だってあるのです。極力計画通りに進み、その人の人生を明るくするための計画と一部減免を認める制度、これこそが個人再生になります。

 

裁判所を通さないとなると、任意整理という方法がありますが、あまり借金を減らす手立てとしては向いていません。

 

また、自己破産に追い込んでしまうと、さまざまな制約が出てしまいます。

今ある生活を守りつつも借金を減らし、確実に返済していくことであり、決して恥ずかしいことでもありません。

 

どうしても借金で首が回らなくなってしまった人が本気で助けて欲しいと訴える、ちゃんとした制度なのです。