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個人再生の際の必要書類とこれからのこと

個人再生を申請するにあたり、一番大変な書類は用意するものがたくさんあります。自分の個人情報だけにとどまらず、お金に関するものや債権者の情報、家計表など、多岐に渡るのです。

 

また、それに関わる資料の用意など、手配は大変なので、しっかりと準備を進めていくようにしましょう。まず、裁判所にある基本的な申立書類についてです。

 

最初に、基本的な個人情報を記載する申立書が必要になります。2つ目は陳述書です。個人情報の中でも家族、職業、個人再生をしなければならない理由や事情などを書き込む書類になります。事情は正直に記載しましょう。

 

ギャンブルなど、人には言えない理由だったとしても、ちゃんとした計画であれば申請が却下されることはありませんので、とにかく嘘は厳禁です。3つ目は財産目録です。

 

ここでいう財産は、高価なものや手持ちの現金だけではなく、保険や退職金などの目に見えないお金についても記載しなければなりません。そして、債権者一覧表と呼ばれる借入先に関する情報を確認できる書類が必要です。最後に1カ月単位での収支が分かる家計表が必要になります。

 

 

これらに加え、住民票や給与明細、源泉徴収票などの添付資料が必要で、ここで掲載しているものだけでも10種類ほどの書類が必要です。さらに必要に応じて書類の提出を求められることがあります。

 

そして、やっと個人再生の申請が通ったとして、そこで借金が減ったと安心はできません。個人再生では、借金の減額をすると同時に減額された借金の返済期限も設けられてしまいます。

 

つまり、お金を無計画に使うことができなくなりますので、そこは覚悟が必要です。申請時には計画案を提出し、その通りに動かなければいけません。申請が通って、返済がすべて済んだ段階で初めて安心ができるのです。

 

前途多難ではあるのですが、それも将来を明るくするための処置ですから、諦めずに最後までしっかりと行うことを忘れないようにしましょう。